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カテゴリ: 統計関数

AVEDEV 関数

データ ポイントの平均値に対する絶対偏差の平均を返します。 AVEDEV 関数はデータ セット内のばらつき度合いを測定するときに使用します。

書式

AVEDEV(数値 1, [数値 2], ...)
引数 説明
数値 1 必須。絶対偏差の平均を求める 1 つ目の項目。数値またはフィールドコードが指定できます。
[数値 2], ... 省略可能。絶対偏差の平均を求めるその他の項目。数値またはフィールドコードが指定できます。

AVERAGE 関数

引数の平均 (算術平均) を返します。

書式

AVERAGE(数値 1, [数値 2], ...)
引数 説明
数値 1 必須。平均を求める 1 つ目の項目。数値またはフィールドコードが指定できます。
[数値 2], ... 省略可能。平均を求めるその他の項目。数値またはフィールドコードが指定できます。

AVERAGEA 関数

引数リストに含まれる値の平均 (算術平均) を計算します。引数およびフィールドに数値を示さない文字列が含まれる場合、これらは 0 (ゼロ) と見なされます。

書式

AVERAGEA(値 1、[値 2], ...)
引数 説明
値 1 必須。平均を求める 1 つ目の項目。数値、文字列、またはフィールドコードが指定できます。
[値 2], ... 省略可能。平均を求めるその他の項目。数値またはフィールドコードが指定できます。

AVERAGEIF 関数

範囲内の条件に一致するすべての範囲の平均値 (算術平均) を返します。

書式

AVERAGEIF(範囲, 検索条件, [平均範囲])
引数 説明
範囲 必須。平均するサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧のフィールドコード、または配列定数を指定します。
検索条件 必須。平均の対象となるフィールドを定義する条件を数値、文字列で指定します。
平均範囲 省略可能。平均する実際のサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧のフィールドコード、または配列定数を指定します。何も指定しないと、範囲が使用されます。

AVERAGEIFS 関数

複数の検索条件に一致するすべての範囲の平均値 (算術平均) を返します。

書式

AVERAGEIFS(平均範囲, 条件範囲 1, 条件 1, [条件範囲 2, 条件 2], ...)
引数 説明
平均範囲 必須。平均するサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数を指定します。
条件範囲 1 必須。条件による評価の対象となるサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数を指定します。
条件 1 必須。平均の対象となるフィールドを定義する条件を数値、文字列で指定します。
[条件範囲 2, 条件 2], ... 省略可能。追加の条件による評価の対象となるサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数と対応する条件。

COUNT 関数

数値を含むフィールドの個数、および引数リストに含まれる数値の個数を数えます。

書式

COUNT(値 1, [値 2], ...)
引数 説明
値 1 必須。数値の個数を調べる 1 つ目の項目。数値またはフィールドコードが指定できます。
値 2, ... 省略可能。数値の個数を調べる追加の項目。数値またはフィールドコードが指定できます。

COUNTA 関数

範囲に含まれる空白ではない引数リストに含まれる数値の個数を返します。

書式

COUNTA(値 1, [値 2], ...)
引数 説明
値 1 必須。計算対象の個数を調べる 1 つ目の項目。数値またはフィールドコードが指定できます。
値 2, ... 省略可能。計算対象の個数を調べる追加の項目。数値またはフィールドコードが指定できます。

COUNTBLANK 関数

指定された範囲に含まれる空白フィールドの個数を返します。

書式

COUNTBLANK(範囲)
引数 説明
範囲 必須。空白の個数を求めるサブテーブルのフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数を指定します。それ以外のフィールドコードもカンマ区切りで複数指定可能です。

COUNTIF 関数

1 つの検索条件に一致するフィールドの個数を返します。

書式

COUNTIF(範囲, 検索条件)
引数 説明
範囲 必須。サブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数を指定。
検索条件 必須。個数の計算対象となる条件を、数値、文字列で指定。

数式 説明
COUNTIF(商品名, "りんご") 「商品名」をサブテーブル内のフィールドコードとしたとき、「商品名」が「りんご」の数を計算します。
COUNTIF(価格, "<=1000") 「価格」をサブテーブル内のフィールドコードとしたとき、「価格」が1000以下の数を計算します。
COUNTIF(価格, CONCATENATE(">=", 集計最低価格)) 「価格」をサブテーブル内のフィールドコード、「集計対象価格」をサブテーブル外のフィールドコードとしたとき、「集計最低価格」以上の「価格」の数を計算します。

COUNTIFS 関数

複数の範囲のフィールドに条件を適用して、すべての条件が満たされた回数をカウントします。

書式

COUNTIFS(条件範囲 1, 検索条件 1, [条件範囲 2, 検索条件 2],…)
引数 説明
条件範囲 1 必須。対応する条件による評価の対象となる最初の範囲を指定します。
検索条件 1 必須。計算の対象となるフィールドを定義する条件を数値、文字列で指定します。
[条件範囲 2, 検索条件 2],… 省略可能。追加の範囲と対応する条件。

LARGE 関数

指定されたデータの中で k 番目に大きなデータを返します。

書式

LARGE(配列,k)
引数 説明
配列 必須。抽出の対象となるデータが入力されている数値、計算、日時、日付、時刻タイプのサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数を指定します。
k 必須。抽出する値の、大きい方から数えた順位を数値で指定します。

MAX 関数

一連の引数のうち、最大の数値を返します。

書式

MAX(数値 1, [数値 2], ...)
引数 説明
数値 1 必須。メジアンを計算する最初の数。数値またはフィールドコードが指定できます。
[数値 2], ... 省略可能。メジアンを計算する 2 番目以降の数値です。数値またはフィールドコードが指定できます。

MAXIFS 関数

条件セットで指定されたデータの中の最大値を返します。

書式

MAXIFS(最大範囲, 条件範囲 1, 条件 1, [条件範囲 2, 条件 2], ...)
引数 説明
最大範囲 必須。最大値を求めるデータの実際の範囲です。サブテーブル内のフィールドコードまたは配列定数を指定します。
条件範囲 1 必須。条件による評価の対象となるサブテーブル内のフィールドコードまたは配列定数を指定します。
条件 1 必須。最大として評価されるフィールドを定義する条件を数値、文字列で指定します。
[条件範囲 2, 条件 2], ... 省略可能。追加の条件による評価の対象となるサブテーブル内のフィールドコードと対応する条件。

MODE.SNGL 関数

引数リストに含まれる数値データの中で、最も頻繁に出現する値 (モード) を返します。

書式

MODE.SNGL(数値 1,[数値 2],...)
引数 説明
数値 1 必須。モードの計算の対象となる最初の数。数値またはフィールドコードが指定できます。
[数値 2], ... 省略可能。モードの計算の対象となる 2 番目以降の数値です。数値またはフィールドコードが指定できます。

MODE.MULT 関数

引数リストに含まれる数値データの中で、最も頻繁に出現する値 (モード) を配列で返します。

書式

MODE.MULT((数値 1,[数値 2],...)
引数 説明
数値 1 必須。モードの計算の対象となる最初の数。数値またはフィールドコードが指定できます。
[数値 2], ... 省略可能。モードの計算の対象となる 2 番目以降の数値です。数値またはフィールドコードが指定できます。

MEDIAN 関数

引数リストに含まれる数値のメジアン (中央値) を返します。 メジアンとは、一連の数値の中央にくる数値のことです。

書式

MEDIAN(数値 1, [数値 2], ...)
引数 説明
数値 1 必須。中央値の候補の最初の数。数値またはフィールドコードが指定できます。
[数値 2], ... 省略可能。中央値の候補の 2 番目以降の数値です。数値またはフィールドコードが指定できます。

MIN 関数

一連の引数のうち、最小の数値を返します。

書式

MIN(数値 1, [数値 2], ...)
引数 説明
数値 1 必須。最小値の候補の最初の数。数値またはフィールドコードが指定できます。
[数値 2], ... 省略可能。最小値の候補の 2 番目以降の数値です。数値またはフィールドコードが指定できます。

MINIFS 関数

条件セットで指定されたデータの中の最小値を返します。

書式

MINIFS(最小範囲, 条件範囲 1, 条件 1, [条件範囲 2, 条件 2], ...)
引数 説明
最小範囲 必須。最小値を求めるデータの実際の範囲です。サブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数を指定します。
条件範囲 1 必須。条件による評価の対象となるサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数を指定します。
条件 1 必須。最小として評価されるフィールドを定義する条件を数値、文字列で指定します。
[条件範囲 2, 条件 2], ... 省略可能。追加の条件による評価の対象となるサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数と対応する条件。

PERCENTILEEXC 関数

特定の範囲に含まれるデータの第 k 百分位数に当たる値を返します (k は 0 より大きく 1 より小さい値)。

書式

PERCENTILEEXC(配列,k)
引数 説明
配列 必須。抽出の対象となるデータが入力されている配列定数、サブテーブル内のフィールドコード、または関連レコード一覧内のフィールドコードを指定します。
k 必須。 0 ~ 1 の間 (0 および 1 を除く) で、目的の百分位の値を指定します。

PERCENTILEINC 関数

特定の範囲に含まれるデータの第 k 百分位数に当たる値を返します (k は 0 ~ 1 の範囲の値)。

書式

PERCENTILEINC(配列,k)
引数 説明
配列 必須。抽出の対象となるデータが入力されている配列定数、サブテーブル内のフィールドコード、または関連レコード一覧内のフィールドコードを指定します。
k 必須。 0 ~ 1 の範囲で、目的の百分位の値を指定します。

PERCENTRANKEXC 関数

配列内での値の順位を百分率 (0 より大きく 1 より小さい) で返します。

書式

PERCENTRANKEXC(配列,X,[有効桁数])
引数 説明
配列 必須。抽出の対象となるデータが入力されている配列定数、サブテーブル内のフィールドコード、または関連レコード一覧内のフィールドコードを指定します。
k 必須。 0 ~ 1 の範囲で、目的の百分位の値を指定します。
有効桁数 省略可能。計算結果として返される百分率の有効桁数を指定します。 有効桁数を省略すると、小数点以下第 3 位 (0.xxx) まで計算されます。

PERCENTRANKINC 関数

配列内での値の順位を百分率 (0 ~ 1、0 および 1 を含む) で返します。

書式

PERCENTRANKINC(配列,X,[有効桁数])
引数 説明
配列 必須。抽出の対象となるデータが入力されている配列定数、サブテーブル内のフィールドコード、または関連レコード一覧内のフィールドコードを指定します。
k 必須。 0 ~ 1 の範囲で、目的の百分位の値を指定します。
有効桁数 省略可能。計算結果として返される百分率の有効桁数を指定します。 有効桁数を省略すると、小数点以下第 3 位 (0.xxx) まで計算されます。

QUARTILEEXC 関数

0 ~ 1 の間 (0 および 1 を除く) の百分率の値に基づいて、データの配列の四分位数を返します。

書式

QUARTILEEXC(配列,戻り値)
引数 説明
配列 必須。対象となる数値データを含むサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数を指定します。
戻り値 必須。戻り値として返される四分位数の内容を、1 ~ 3 までの数値で指定します。

戻り値

戻り値 QUARTILEEXC 関数の戻り値
1 第 1 四分位数 (25%)
2 第 2 四分位数 = 中位数 (50%)
3 第 3 四分位数 (75%)

QUARTILEINC 関数

0 ~ 1 の間 (0 および 1 を含む) の百分率の値に基づいて、データの配列の四分位数を返します。

書式

QUARTILEINC(配列,戻り値)
引数 説明
配列 必須。対象となる数値データを含むサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数を指定します。
戻り値 必須。戻り値として返される四分位数の内容を、0 ~ 4 までの数値で指定します。

戻り値

戻り値 QUARTILEINC 関数の戻り値
0 最小値
1 第 1 四分位数 (25%)
2 第 2 四分位数 = 中位数 (50%)
3 第 3 四分位数 (75%)
4 最大値

RANK.AVG 関数

数値のリストの中で、指定した数値の順位を返します。返される順位は、範囲内の他の値との相対的な位置になります。複数の値が同じ順位にあるときは、平均の順位が返されます。

書式

RANK.AVG(数値,範囲,[順序])
RANKAVG(数値,範囲,[順序])
引数 説明
数値 必須。範囲内での順位 (位置) を調べる数値を指定します。
範囲 必須。数値の範囲の配列定数、サブテーブル内のフィールドコード、または関連レコード一覧内のフィールドコードを指定します。
順序 省略可能。 範囲内の数値を並べる方法を指定します。

RANK.EQ 関数

数値のリストの中で、指定した数値の序列を返します。 返される順位は、範囲内の他の値との相対的な位置になります。複数の値が同じ順位にあるときは、それらの値の最上位の順位が返されます。

書式

RANK.EQ(数値,範囲,[順序])
RANKEQ(数値,範囲,[順序])
引数 説明
数値 必須。範囲内での順位 (位置) を調べる数値を指定します。
範囲 必須。数値の範囲の配列定数、サブテーブル内のフィールドコード、または関連レコード内のフィールドを指定します。
順序 省略可能。 範囲内の数値を並べる方法を指定します。

SMALL 関数

指定されたデータの中で、k 番目に小さなデータを返します。

書式

SMALL(配列,k)
引数 説明
配列 必須。抽出の対象となるデータが入力されている数値、計算、日時、日付、時刻タイプのサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数を指定します。
k 必須。抽出する値の、小さい方から数えた順位を数値で指定します。

STDEV.P 関数

引数を母集団全体であると見なして、母集団の標準偏差を返します。
標準偏差とは、統計的な対象となる値がその平均からどれだけ広い範囲に分布しているかを計測したものです。

書式

STDEV.P(数値 1,[数値 2],...)
引数 説明
数値 1 必須。母集団に対応する最初の数。数値またはフィールドコードが指定できます。
[数値 2], ... 省略可能。母集団に対応する 2 番目以降の数値です。数値またはフィールドコードが指定できます。

STDEV.S 関数

引数を標本と見なし、標本に基づいて母集団の標準偏差の推定値を返します。
標準偏差とは、統計的な対象となる値がその平均からどれだけ広い範囲に分布しているかを計測したものです。

書式

STDEV.S(数値 1,[数値 2],...)
引数 説明
数値 1 必須。母集団の標本に対応する最初の数。数値またはフィールドコードが指定できます。
[数値 2], ... 省略可能。母集団の標本に対応する 2 番目以降の数値です。数値またはフィールドコードが指定できます。

TRIMMEAN 関数

データの中間項の平均を返します。 TRIMMEAN 関数は、データ全体の上限と下限から一定の割合のデータを切り落とし、残りの項の平均値を返します。 この関数は、範囲外のデータを分析対象から排除する場合に使用できます。

書式

TRIMMEAN(配列, 割合)
引数 説明
配列 必須。対象となるデータを含む配列定数、サブテーブル内のフィールドコード、または関連レコード一覧内のフィールドコードを指定します。
割合 必須。計算から排除するデータの割合を小数で指定します。

VAR.P 関数

引数を母集団全体と見なし、母集団の分散 (標本分散) を返します

書式

VAR.P(数値 1,[数値 2],...)
引数 説明
数値 1 必須。母集団に対応する最初の数。数値またはフィールドコードが指定できます。
[数値 2], ... 省略可能。母集団に対応する 2 番目以降の数値です。数値またはフィールドコードが指定できます。

VAR.S 関数

引数を正規母集団の標本と見なし、標本に基づいて母集団の分散の推定値 (不偏分散) を返します。

書式

VAR.S(数値 1,[数値 2],...)
引数 説明
数値 1 必須。母集団の標本に対応する最初の数。数値またはフィールドコードが指定できます。
[数値 2], ... 省略可能。母集団の標本に対応する 2 番目以降の数値です。数値またはフィールドコードが指定できます。

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